学校での受検の場合、教員も受検できますか?

教員の受検方法には2通りがございます。どちらの場合も、受検の費用が発生いたします。

  1. 教員の読解力測定:教員の読解力を測定するための受検
    • 受検対象者「教員」でお申し込みが必要です。
  2. 教員の試し受検:生徒の受検手順の事前確認
    • 生徒・学生の受検期間に教員の試し受検の日程を含めてお申し込みください。生徒・学生が受検しない場合のお申し込みは受け付けておりません。
    • 受検の際に、学年情報は「教員用」を選択してください。
      • 受検団体の成績の統計情報 (PDFファイル)から、「教員用」で受検したデータは取り除きます。

      • 個別の受検結果が含まれる csvファイルでは学年が 99 となります。

    • 「生徒の受検の手順を事前に確認する」ことを目的とするもので、「教員の読解力測定」や「生徒の問題の確認」を目的とする受検には適していません。

リーディングスキルテスト(RST)ではその学年までに得ているはずの知識などで出題範囲を絞るとともに、学年配当漢字以外にルビをふるなどの配慮をしています。また小学生向けには「やさしい言い回しの指示文」が表示されます。一方、RSTの問題の難易度を見ると、出典によって難易度が大きく変わることはありません。つまり、小学校の教科書出典の問題でも、高校の教科書出典の問題でも、そのことだけで難易度が変わるということはありません。

また、RST は通常のテストのように、全員が同じ問題を解くものではありません。受検者の読解力に合わせた問題が出題されるため、各生徒も、全員が異なる問題を解くことになります。
そのため、「教員の試し受検」でも、自分のクラスの「読解力に課題がある子」がどんな問題を解くかを体験できません。むしろ、先生方は、「大人向けRST」を受検し、「自分が受け持っている子供たちは、数年後にはこういう文章も読解できるようにならなければならないのだな」と思いながら、今日の授業の設計をしていただくことを推奨しております。

 

「教員の試し受検」は、受検用URLの配布手順等の事前確認を目的に、生徒と同じ手順での受検を希望する先生のために設けております。
同じ手順でも、受検用URLにアクセスして表示される最初のログイン画面が生徒と同じだけで、受検が始まると受検者の読解力に合わせた問題が表示されます。