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記事が掲載されました(新井紀子のメディア私評:朝日新聞 10月15日付「セクハラ、研究の世界にも 地球上から消えるべき理不尽」

当研究所代表理事・所長の新井紀子の記事が掲載されました。

朝日新聞(10月15日付朝刊15面)
(新井紀子のメディア私評)「セクハラ、研究の世界にも 地球上から消えるべき理不尽」

ー43歳の春に「国立情報学研究所 教授」に昇進した。15年前の話だ。情報学は工学・理学などにまたがる学際的分野だが、内閣府の統計によれば、国立大学における「工学」「理学」分野の女性教授の割合は令和になってもそれぞれ2・9%、4・6%にとどまる。情報研という職場に恵まれたのだと思う。私の前後で毎年のように女性教授が誕生していた。

 教授になっても給料がはね上がるわけではない。ただひとつ、「教授前と後」で激変したことがある。セクハラがぴたっとやんだのだ。

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