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RSTの5段階評価区分を変更します
リーディングスキルテスト(RST)の成績で表示される5段階評価について、これまで下位20%を1、中下位20%を2、中位20%を3、中上位20%を4、上位20%を5としていましたが、これを、下位7%をE、中下位24%をD、中位38%をC、中上位24%をB、上位7%をAとしてフィードバックいたします。
2022年度まで | 2023年度から | ||||
区分 | 評価 | 割合 | 評価 | 割合 | 偏差値 |
上位 | 5 | 20% | A | 7% | 65~ |
中上位 | 4 | 20% | B | 24% | 55~65 |
中位 | 3 | 20% | C | 38% | 45~55 |
中下位 | 2 | 20% | D | 24% | 35~45 |
下位 | 1 | 20% | E | 7% | ~35 |
新たな5段階評価では、先生方やご担当者がよりわかりやすく成績を見ていただけるよう、正規分布する際によく使われる分割方法を用いております。
また、解答数が少なすぎて能力値を推定することが難しい場合は、「判定できませんでした」と表示しています。
今後も更なるフィードバック改善を目指して参ります。
RST受検者へのフィードバックコメントを変更します
これまで20万人以上の方がリーディングスキルテスト(RST)を受検されました。また、各地でRSTの結果を受けた、「読解力指導」の研究が盛んに行われています。その成果に基づき、RST受検者へのフィードバックコメントを変更しました。
新たなフィードバックコメントでは、RSTの診断結果から「どのようなことをすると良いか」を具体的に提案しております。読解力の向上に是非お役立てください。
また、解答数が少なすぎて能力値を推定することが難しい場合は、「問題をじっくり読んだようです。ただ、制限時間内に解いた問題が少なかったため、この項目は評価できませんでした。」とコメントしています。
今後も更なるフィードバック改善を目指して参ります。
「ふりがなスイッチ」導入のお知らせ
リーディングスキルテストで出題される提示文の漢字には、学年進行に配慮したルビがふられています。
2023年4月1日以降の受検からは、全ての受検者が受検中にルビの有り/無しを選択できるようになります。
<ルビの有り/無しの選択方法>
受検時に各受検者が問題文の右上にある「ふりがなスイッチ」をON/OFFすることで、ルビの有り/無しが切り替わります。(問題ごとに切り替えることができます。)
【小学校のご担当者様向けご留意事項】
- 小学生は「ふりがなスイッチ」はデフォルトでONになっており、「ふりがなスイッチ」をOFFにした場合でも、学年に応じたルビがふられます。
- 今まで提供していた小学生向けの「提示文に総ルビをふる(小学生のみ)」は、「ふりがなスイッチ」の導入に伴いオプション選択項目からなくなります。
- 「提示文に総ルビをふる(小学生のみ)」のオプションを選択すると、その小学校の受検者全員がルビ付きで出題されていましたが、「ふりがなスイッチ」の導入後はそれぞれの児童が受検中にルビの有り/無しを選択できるようなります。
<「ふりがなスイッチ」のイメージ>
ルビ有り | ルビなし |